どみなんとの備忘録

ゴリラのじゆうちょうです

【翻訳記事】失敗しないマジック その4

 久しぶりの翻訳記事です。色々と翻訳しようかな~って記事は有ったんですが、ちょっと放置してる間にどれも旬を過ぎてしまったので、またここから翻訳をしていこうかな~と思います。

 今回も Foolproof Magic 4 by A. E. Marling | GatheringMagic.com - Magic: The Gathering Website から原文、画像をお借りしています。

 

 失敗を犯すのは初心者だけではない。プロツアー マジックオリジンではKyle Boggemesがミスをしてしまった。彼は《森/Forest》をプレイし、エンチャントをキャストし、《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms(JOU)》の効果でドローをし、《豊潤の神殿/Temple of Plenty(BNG)》をプレイし、占術した。

 2つの土地が1ターンの間に置かれてしまった。そしてジャッジによってゲームルールへの抵触が指摘されたのだった。

 Kyleはマジックのより高度な決断に集中し、そして基礎的な部分に躓いてしまった。しかし、彼だけが例外ではない。ローカルなゲームショップでも言うに及ばず、2枚目以降の土地を置いてしまう問題はこうしてプロツアーの放送でも起きてしまったのだ。マジックコミュニティは土地を置いたかどうかわかるより良い方法を求めている。

問題: 土地置いたっけ?

我が失敗しないマジックでは簡単な失敗を避けるためのテクニックを模索してきた。このシリーズの初回では上下逆に土地を置くというテクニックを紹介した。不幸なことに、今ではカバレージマッチで上下逆にカードを置くことはイリーガルな行為となってしまった。カードをどう使うか、だけに集中したいので2つの手段を様々な状況で使うのは良くない。土地を置いたかどうかが分かる、確たる手段が1つ欲しいのだ。

解法: 水平に置く

 マジックでは毎ターン土地をセットすることで我々は力を増していく。それが我々の目指す水平線だ。新しく置いた土地は横に置く。そしてアンタップの際にまた一緒に並べ直す。

 このテクニックを使うとひと目見ただけでこのターン土地を置いたかどうかがわかる。ゲームプランをしくじりたくないし、ジャッジに警告も貰いたくない。こうすれば召喚酔いしてるミシュランで殴ることもない。

 

 

 全てのミスがジャッジからの警告を意味するわけではない。ルールの向上のお陰で、誘発忘れ(利益となる誘発の)に対しては寛大に扱われる事になった。プロツアー マジックオリジンのトップ8の際、《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel(JOU)》の効果で相手を焼くのを忘れていたプレイヤーが居た。

 チームUltra Proのメンバーが幻霊の誘発を忘れる度に彼は腕立て伏せをしなければならなくなったそうだ(そんな噂が流れた)。認識能力の向上のためにエクササイズをするのには賛成だが、まぁそれよりもまず第一に忘れないようにする方法を考えよう。

問題: 幻霊の誘発を忘れる

 スペルがどちらかのプレイヤーからキャストされると、まず自分のコントロールする幻霊をチェックする。練習すればするほど、幻霊の誘発を忘れなくなるだろう。

 大きなトーナメントであまり練習が出来ないままに新しいデッキを使わなければならないかもしれない。また、《マナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydra(ORI)》のような、余り使った事のないレアをドラフトでピックするかもしれない。Gabriel Nassifはプロツアーのラウンド1、そのフィーチャーマッチで、ハイドラに2個以上カウンターが乗る時には忘れないように指で押さえながらプレイしたのだ。

解法:指で押さえる

 カードの上に手を置いておくと、それに意識を向けておく事が出来る。スペルをプレイするには手を離さないといけないが、その後にはまた意識を向けておきたいカードに手を置いておくのだ。確かに面倒くさい。しかし、誘発忘れによってそのゲームの敗北に繋がりそうな時にはこれは必要なことだ。他の誘発については最初の失敗しないマジックを読んでくれ。

 

 この方法は他の事にも利用できる。マリガン後の占術を忘れるのはよくやってしまうことだ。バンクーバーマリガンはまだ身体に染み付いてはいないのだ。6枚とかそれ以下の枚数のカードを引いた後、それらの枚数を数えやすいように並べる。その時に、占術すべき次のカードを予め置いておくのだ。

問題: 占術を忘れる

解法: 手で押さえておく

 ハンドを見て考えている際、裏向きに置かれているカードに指を置いておく。キープすると決めたなら、相手のレスポンスを(必要であれば)待ち、そして占術をする。相手とコミュニケーションを取るのを忘れないでくれ。マリガンすると決めた後、好奇心からついついデッキトップを見てしまうプレイヤーが多いが、コミュニケーションが不足していると、これはキープと決めた後の占術に見えるのだ。 

 失敗しないマジックにおいて我々はプレイの意思を自分にも、相手にも分かりやすくしてきた。これはコミュニケーションでの問題やジャッジのコールを減らすことに繋がる。

 

 プロツアー マジックオリジンではHareruyaスリーブをつけた多くの選手たちを見た。そしてこの日本のカードショップのストリーム配信から学べることがある。左のプレイヤー(Sato Kenji)が《渦まく知識/Brainstorm》を打った後のトップをどう並べてるか見て欲しい。

 彼はトップ2枚のカードを斜めに置いているのだ。トップに正しい枚数戻したということがひと目見てわかる。既知のカードを残りのカードと違うように置くことでフェッチを切ってシャッフルすべきなのか、切らずにおくべきなのかがわかる。

問題: トップのカードをシャッフルで戻してしまった

解法: 既知のカードは角度を変える

 

 同じくHareruyaチャンネルから今度は礼儀について紹介したい。プレイヤーが5枚づつ、3列に分けてサイドボードを並べているのだ。これはお互いのプレイヤーが60枚のデッキを使っている事を確実に示している。そしてジャッジによるルーリングではなく、お互いのプレイスキルによってマッチを終わらせようということなのだ。

問題: 59枚のデッキでプレイしてしまった

解法: サイドボードを数えよう

 サイドボードの枚数を数えるのは私が考えている別の習慣にも関係してくる。

問題: 何枚サイドチェンジしたかがバレてしまう

解法: 75枚全部混ぜる

 

 ここで私はまず最初に入れたい12枚のカードを前に入れている(画像#2)。それから私は残りのサイドボードでデッキを挟む(#3,4)。今、ここに75枚の束がある。次は要らない12枚のカードをデッキの後ろ(トップ)に持っていく(#5,6)。

 トップから要らないカードを取り出す(#7)。それらをデッキボトムに持って行き(#8)、15枚数える(#9,#10)。それらがサイドボードに残したい15枚であることをしっかり確認してくれ。

 

 今回の記事はマジックオリジンのフレーバー最強である《悪魔の契約/Demonic Pact(ORI)》で締めようと思う。どうすればどのモードを使ったかどうかをわかるようにしておけますか?なんてのは聞かれたことはないのだけれどーーまだ。我々は長くて複雑なゲームでは、残りされたターンがどれくらい有るか、デーモンがどのくらいのターン待ってたか、ということをつい忘れてしまうだろう。

問題: 悪魔との契約をうっかり忘れてしまう

解法: 選んだモードをわかるようにしておく

 こうしておくと、選択肢の1,2,3は既に選んだという事が分かる。これが意味することは、我々の命は後1ターンしかないということだ。