どみなんとの備忘録

ゴリラのじゆうちょうです

【翻訳記事】失敗しないマジック その2

 前回から少し間が空いてしまいましたが、失敗しないマジック その2をお届け致します。

 

 原文Foolproof Magic 2 by A. E. Marling | GatheringMagic.com - Magic: The Gathering Websiteはです。意訳等々含んでおりますのでよろしければ原文もどうぞ。画像の出典も原文からです。

 

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 たとえ天才であっても間違いを犯す。良いプレイヤーというのは失敗しないために手なりで出来るケアをしておくものである。我々もそのメソッドを使い、自らのものとしよう。細かい間違いを気にしないで済むようになればもっと高いレベルの戦略に集中出来る。

 

 先週、”失敗しないマジック”で土地の置き方で混乱しないようにする方法、誘発効果を忘れないようにする方法を学んだ。今週は変異と複雑な盤面の取り扱いについて学ぼう。

 

 変異カードをゲームの終わりにめくり忘れるのはもはや大災害だ。PTQの6-0卓で私の友人が対戦相手を打ち倒し、勝利を手中に収めようとした時だった。ゲームに勝った彼は変異クリーチャーを素早く自分のカードの束に入れてシャッフルしてしまった。彼はそのまま既に勝ち取ったハズのマッチを落とす事になってしまった。

 

問題:変異クリーチャーをめくり忘れた

 Brad Nelsoは二度とそんな風にゲームを落とさないだろう。彼は変異クリーチャーをプレイする際にスリーブを外す。スリーブに入ってないカードをハンドやデッキに混ぜたりはしないだろう。

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 ここにBradが変異クリーチャーをスリーブから取り出す強く、確かな手つきを見ることが出来る。変異を解除したり死亡した場合にはスリーブに入れなおすが、絶対にめくる前に入れなおすことはない。このメソッドはAri LaxによってPTで使われていたし、私もFNMやGP SanJoseで使うだろう。

 

解法:変異クリーチャーをスリーブから出す

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 見ればわかるのにどうしてわざわざこの火の玉のトークンを使っているのだろう?私は相手の変異クリーチャーにも同様にこのトークンを置く。何故なら私は紳士だからで―そして2枚目の変異クリーチャーが出た際、”1枚目”に《消耗する負傷/Debilitating Injury(KTK)》を打ちたいからだ。

 変異クリーチャーの扱いはリミテッドでのプレイで密接に関係してくる。しかし、構築戦でもカードの置き方によってより良いものにすることが出来る。違うデッキ戦略はまた違った複雑さをもたらすのだ。私達が最初に議論する問題は私の鋼の心臓にかなり近いものである。

 

 

 モダンで親和デッキを使うのは簡単なことではない。このデッキはクリーチャーのビートダウンデッキというよりは、最大ダメージを叩き出すためのクリーチャーのコンボデッキだからだ。血眼になって数え上げ、ハンドを絞り出して《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》のカウンターを指揮しなければならない。

 

問題:複雑な盤面の状況

 2つづつと4つづつのパターンでアーティファクト並べて数えやすくする。ひと目見て8枚のアーティファクトが盤面に有るとわかる。

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 《頭蓋囲い/Cranial Plating(MM2)》は装備されない限りペアとしてグルーピング出来ない。装備した時は上下逆にしてクリーチャーに付けることにしている。ミシュラランドをアクティベートしたらアーティファクトとして数えるため、同様にアーティファクトとして数えるよう、上におく。この悪夢のエンジンにおいてはマナを生むカードは全て手元に置くことにしている。《呪文滑り/Spellskite(NPH)》は常に右に置いている。パーマネントをあちこち探し周りたくないのだ。

 

解法:盤面にカードを展開するシステムを開発する

 親和で練習している間にこれらのテクニックを編み出した。他のデッキには他の戦略が必要だろう。Ivan Jenが使ったジェスカイの隆盛デッキの複雑な盤面を解決する方法がこれだ。

 

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 Ivan Jenが使った混迷をクリアにしたトリックを全て見てみよう。彼は《アジャニの存在/Ajani's Presence(JOU)》と《撤回のらせん/Retraction Helix(BNG)》を、それらが効果を及ぼしているクリーチャーがどれかわかるように盤面に残している。ダイスが《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KTK)》からどれだけボーナスを受けているかを示している。+1/+1カウンターと混同しないようにクリーチャーの下に置くことをおすすめする。

 戦士クリーチャーに《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》がキャストされた時、対象の上にスペルを置く。それから全ての誘発効果をスタックに乗せる(《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KTK)》が最後にスタックに乗る)。もしスペルが解決されたらオーラをクリーチャーの下に置き、そして同時に、カードをドローするトリガーが発動したことを述べる。フィーチャーマッチのようなプレッシャーがかかる場面でも、このように正確なテクニックを練習することで全ての誘発効果を忘れずに発動する事が出来るだろう。

 レガシーのエルフデッキはパーマネントの迷路を作り出す。エルフの集団がぞろぞろ盤面を圧迫するとターンは長くなってしまう。《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》と《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》の1ターンに1度の効果は忘れやすい。PT Berlinでこの問題を解決するためにLSVはこれらを使った後にカウンターを置いた。他には使ったらこれらのカードを伏せることにしていたプレイヤーも居た。私は上下逆に置くのがおすすめだ。

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 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》反対を向いているが、これは既にこのターン効果を使ったことを示している。カウンターでは+1/+1と間違いそうだし、伏せるのは変異に見えてしまうからこの方法が良い。

  全てのアクションが戦場で行われるわけではない。ストームデッキのプレイヤーはプレイを速くするために大量の手札を盤面に並べて考えるだろう。私は20面ダイスを使ってストームカウントを数える。ダイスやカウンターはマナの総量の記録というのも出来る。

 

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オマケ:ライフメモの名前の上には、先手プレイヤーにPを、マリガン1回毎にMを書いている。この方法で、対戦相手がゲーム中に引いたカードの枚数に関して議論が有るなら正確な記録を残せる。

 ドレッジデッキでは墓地の方がハンドより重要である。墓地が溢れてフラッシュバックのような選択肢を忘れさせてしまうことは有りそうなことだ。私はGolgariデッキでは墓地をこのように、ライブラリーの左側と下に広げて並べることにしている。

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 私は墓地を2つの束に分ける。ライブラリーの左側のは重要度の低いもの、下のは重要度が高いものだ。ドレッジデッキを使うCedric Philipsも同じ方法を採っていた。彼は墓地の横に重要なカードを取り出し、いつでもその名前が眼に入るようにしていた。ちょっと散らかっているが、私の母はいつも「手を汚さずに死体をリアニなんて出来ないわ」と言っていた。

 

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 今週の失敗しないマジックはこれで終わりだ。どのテクニックが盤面整理やミスを避けるのに使えそうだったかな?