どみなんとの備忘録

ゴリラのじゆうちょうです

【翻訳記事】失敗しないマジック その1

 今回はマジックをプレイしていて犯しやすいミス、そしてそれらを防ぐ方法についてのTipsをご紹介します。大事な場面でミスを犯さないように普段から気をつけたいものですね。

 原文はFoolproof Magic by A. E. Marling | GatheringMagic.com - Magic: The Gathering Websiteです。意訳等々含んでおりますのでよろしければ原文もどうぞ。画像の出典も原文からです。

 

 

 マジックは私たちに様々な問題と共に挑んでくる。問題解決にはフォーマットへの深い理解とゲームへの習熟が必要だ。申し訳ないが、そういった問題に関しては力になれない。しかし、つまらないミスから事前にプレイヤー守るテクニックを共有することは出来る。

 

 プロツアー タルキール覇王譚で、大礒正嗣はその時、勝ちを掴んだと思った。しかし、実際に掴んでいたのはゲームルールへの抵触だった。そのターン、《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》で《森/Forest》をプレイしていたのを忘れて新たに土地を——《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx(THS)》をプレイしてしまったのだ。

 

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問題:土地を既にプレイしたか?

 プロのプレインズウォーカーでさえ、土地を置いたかどうかを忘れてしまうのだ。私達が土地を置いたか曖昧になっても恥ずかしがる必要はない。こういった問題を避けるためのテクニックというのはメンタルの弱さを表すものではなく、どれだけゲームに真剣なのかを表すものなのだ。私は土地を置いたかどうかをひと目でわかるようにする方法を開発した。必要なのは別の角度から問題を見ることである。

 

解法:上下を逆にして置く

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  土地を上下逆にしてプレイすることで、既に土地を置いたかどうかが常に明らかになる。次の私のアンタップステップで向きを直す。

 

 これは少し練習が必要だが、しかし、すぐに慣れるだろう。アンタップステップに戻すというのはもっとすぐに自然なものになるだろう。

 

 上下逆に置く方法というのはミシュラランドで戦闘を行う際にも助けとなる。私は

《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》2枚で攻撃しようと考えていたが、いや、それは不可能だ。片方は召喚酔いしているとひと目でわかる。

 

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 正しく土地を置いて、正しく土地を並べることが出来たら、次はスペルをキャストするために正しい土地を残そう。

 

問題:間違った土地を残してしまった

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 あぁこれは恥ずかしい。《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm(KTK)》をキャストするための緑マナを残していなかったのだ。このままではスゥルタイ族のナーガにクロコダイルの巣穴に放り込まれてしまう!ターンの最初の方にプランを決めておく必要が有ったのだ—当然だが—しかし、色と複雑さ(単色かマルチか)の順に並べることでシディシ様に失望されないで済むように出来る。

 

解法:土地を並べる(そして予め考えておく)

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 私は基本土地をタイプごとに並べ、その後ろに基本でない土地を置いている。このテクニックは私にまず一番近い基本土地から使わせるようにしてくれる。それに下からタップしていくとマルチカラーの土地が最大限に残るので何を繰り出してくるか相手に予想させない。

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 ついに《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm(KTK)》をキャスト出来た。あれ?ちょっと待って。土地を置いたっけ?あぁひと目でわかるね。《島/Island》を置いている。土地に関連したミスは数ターンの後に負けをもたらす事が多い。しかし、いくつかの失敗というのは即座に死に繋がる。

 問題:アップキープで誘発する効果を忘れる。

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   津村健治は対戦相手を《殺戮の契約/Slaughter Pact(MMA)》の誓約を破って敗北することから救った事で有名だ。

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 健治は私より素晴らしい人間だ。アップキープでの誘発効果を覚えているようにすることがマジックというゲームがプレイヤーを試す1つの方法だと私は信じているし、そのために私は相手が自滅することを許すだろう。しかし健治は、対戦相手のライブラリーの上にダイスを置いてプレイする。私たちは同じ親切心を自分たちに向けなければならない。

解決法:ライブラリーの上にダイスを置く

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 今アップキープで誘発する効果が4つ有るため、ライブラリートップにダイスを置いている。複数のアップキープ時誘発効果を見ることになるモダンマスターズでのドラフトの練習中に有用であった。

 しかし、 全ての誘発効果がアップキープフェイズにさえ注意を払っていればいいわけではない。私は未だ全てのタイミングで《高射砲手/Lobber Crew(RTR)》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer(M14)》の誘発効果を忘れないか恐れなければならない。

 

 問題:誘発効果を忘れる

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 アップキープフェイズ以外での誘発効果を忘れないテクニックは有るだろうか?《若き紅蓮術士/Young Pyromancer(M14)》で誘発効果を忘れないための練習をしてみよう。モダン環境でデルバーデッキを使っているプレイヤーが《若き紅蓮術士/Young Pyromancer(M14)》の誘発効果を忘れていたらゲームに負けかねない。リミテッド環境でも同じカードをずっと何度も使っていない限り、それぞれの誘発効果を覚えておくのは困難だ。

 

解法:ダイスを土地の近くに置いておく

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 土地の近くにダイスを置いておくことで、マナを出すのに土地をタップする際に目にすることになる。《稲妻/Lightning Bolt(M11)》をプレイすれば3つの能力が誘発することがわかる。

 土地の上にダイスを置いておくのは間違いだと記しておこう。何らかのカウンターを表しているように見えるからだ(例えば《忘却石/Oblivion Stone(CMD)による運命カウンター》)。ジャッジは私の補助として置いているダイスを何を表しているか明らかであるなら置いても良いと受け入れてくれた。

 この筋書きでは墓地に《稲妻/Lightning Bolt(M11)》を送る前にエレメンタルトークンを投げつけるつもりだ。また、恐らく《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》の近くにも(上ではなく)ダイスを置くだろう。これはこのターンに果敢が何度発動したかを表している。

 

 2回スペルをキャストしたために《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》は+2/+2修正を受けた。彼女の下のダイスがそれを示している。しかし、このテクニックは使わないだろう。私はダイスで示すよりも覚えておくのを好む。速槍の果敢が問題になるのはダメージを与えたり与えられたりする時である。その時に計算すればよく、また、果敢の誘発を忘れていた対戦相手を驚かせる事にもなる。

 

 クリーチャーを表すのに、ダイスではなく本物のエレメンタルトークンを使っている事に注意して欲しい。私は自分が使う必要なトークンは全て自分で用意しおくことにしている。盤面をひと目見てわかるようにしてミスを減らせるようにしている。かつてPTQで対戦相手が《忌むべき者の軍団/Army of the Damned(C13)》をプレイされて20面ダイスを置いてきた。

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 何をすべきだったのだろうか?彼は13体のブロッカーを持っていた。飛行アタッカーを持っていなかったし、彼の大量のゾンビによって、続くターン、私は混乱してしまっていた。《忌むべき者の軍団/Army of the Damned(C13)》は神話レアだったため、私はそれがタップ状態でゾンビトークンを出すということを忘れてしまっていた。もし実際のトークンを取り出して置く余裕が有れば、ブロッカーが居ないことに気づいただろう。気づいていたら私の《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils(C15)》はゾンビどもが墓地から溢れ出す前に、飛び跳ねることが出来ていただろうに。

 

問題:トークンの状態を忘れてしまう

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解法:本物のトークンを使おう

 これで今週の失敗しないマジックは終わりだ。どの解決方法があなたのプレイを向上させただろうか?