どみなんとの備忘録

ゴリラのじゆうちょうです

【翻訳記事】アタルカレッド入門(前編)

 MOでアタルカレッドを使うにあたって色々記事を読んだのでその紹介がてら翻訳をしてみました。内容が重複しているところも有りますし、少し情報が古い部分も有りますがそのあたりはよしなに。訳の間違い等有ればコメントでご指摘をお願いします。

原文: Atarka Red Deck Guide By Frank Karsten 20 Oct, 2015

 

 

 

  先週末、私は戦乱のゼンディカーのプロツアーをアタルカレッドを使用して終えた。2日目に進出することは叶わなかったが、依然としてこのデッキは好きだ。今回は、新しくしたデッキレシピにおけるカードの選択や各マッチアップの解説をしようと思う。

 

 ある意味では、これはマジックオリジン期の私の赤単デッキガイドの最新版と言えるだろう。しかし、非常に多くのカードが入れ替わりを果たしたため、大きな更新となっている。ブライアン・デマーズが2週間ほど前に示したように、ティムールの激闘と強大化のコンボはこのデッキを組むにあたって最良の方法だ。

 

ゲームプラン 

 メインのゲームプランは一直線なもので、どのマッチアップにおいても同じだ

  • 1、2ターン目に素早く盤面にクリーチャーを展開する
  • 早期にダメージを稼いでおく
  • 強大化とティムールの激闘のコンボによって対戦相手を仕留める

パンプスペルのおかげで、モダンでの親和や古いスタンダードでの勇者デッキのように動いていきなり相手を殺す事が出来る。例えば、4ターン目の衰滅の後でも、僧院の速槍、強大化、そしてティムールの激闘によって18点ものダメージを叩き出せる!

 

デッキレシピ

アタルカレッド

樹木茂る山麓4
血染めのぬかるみ4
吹きさらしの荒野2
燃えがらの林間地2
山8
森1

-土地(21)-

タイタンの力4
強大化3
ティムールの激闘3
乱撃斬4
アタルカの命令4
焦熱の衝動1

-呪文(19)-

わめき騒ぐマンドリル3
引き裂く榴弾3
炙り焼き3
焦熱の衝動2
炎跡のフェニックス2
稲妻の狂戦士2

サイドボード(15)-

僧院の速槍4
鐘鳴らしのズルゴ4
マキンディの滑りがけ4
ケラル砦の修道院長4
龍爪のヤソヴァ1
炎跡のフェニックス2


-クリーチャー(19)-

 このレシピは私がプロツアーでの使ったものとは少し違いが有るが、今プレイするならこうだ。その違いというのは私の経験に由来していて、ブラジル、ポルトガル、スペイン版のアタルカレッドを上手く使っていたペドロ・カルヴァーロと議論して打ちたてた理論だ。全てのアタルカレッド使用者が今使っているようなレシピはスタンダードの場において、8-2で9位となったヤビエル・ドミングーズのようにベストな結果を残した。私がプロツアーで使ったデッキも、ポール・ヴィタ-のものよりはそれらのデッキに近い。新しくしたレシピはもっと近いものになっている。

 ポールの使ったものとの主な違いというのはマキンディの滑りがけをドラゴンの餌と炎跡のフェニックスの代わりに採用したことと、わめき騒ぐマンドリルを軍属童の突発やチャンドラの代わりに採用したことだ。
 
 
デッキの難しさ ~使いはじめるのは簡単で使いこなすのは難しい~
 このデッキはある程度のレベルで使うのは簡単だが、最適にプレイするとなると難しい。マリガンの仕方、カードを切る順番、そして各除去スペルの使い方を知らねばならない。また、素早く果敢やパンプスペルを含めた計算を出来るようにもならなければならない。しかし、親和や勇者デッキが好きなら、この赤いデッキをきっと気に入るだろう。
 
 
このデッキにとって好ましいメタゲームとは?

アタルカレッドはこのような状況だと強い

  • 多くのフェッチランドによるマナ基盤が普通で、ライフが17点から始まる
  • 人々が非常に遅い4色や5色のデッキを使う
  • コンボを阻害するインスタントタイミングでの除去があまり見られない
  • 人々があまりこのデッキを注視しておらず、十分にサイドボードが割かれていない
 
今日の赤単デッキは今までより強いだろうか?

 恐らくノーだ。私の意見では、今の赤単デッキは、プロツアー タルキール龍紀伝でのアタルカレッドや、プロツアー マジックオリジンでの赤単バーンより弱い。

 プロツアー タルキール龍紀伝でのアタルカレッドと比べてみると、とりわけ、鋳造所通りの住人や かき立てる炎を失っている。トークン戦略は強かったが、しかし、これらのカードを失うと弱くなってしまった。代わりに燃えがらの林間地による良いマナベースが戦乱のゼンディカーによって供給されたが、それは非常に上手くフィットしている。

 プロツアー マジックオリジンでの赤単バーンと比べてみると、稲妻の一撃、灼熱の血、そして大歓楽の幻霊を失った。アタルカの命令を持失わなかったのは良かったが、単純に十分な量の良いバーンスペルが無い。

 だから、今までのスタンダードで強かったトークン重視の戦略もバーン重視の戦略も今では弱体化してしまった。たしかに、軍属童の突発や極上の炎技といったカードは有るがそれだけでは足りない。必要なのはこれらのゲームプランを首尾一貫させて、信頼できるものにする更に多くのカードだ。結果として、私は代わりにタイタンの力や強大化、ティムールの激闘といったパンプスペルに目をつけるのが正しいと考えた。これらがエンドカードになるからではない。もしそうなら、今までのスタンダード環境でトークンカードやバーンスペルの代わりにこちらをプレイしている人が居ただろう。別のゲームプランというものが価値あるものだからだ。

 
  
 個々のカードや各マッチアップに触れる後編に続きます。